r^3の積分間違えても筑波大学に編入できるブログ

人生で二度と間違えないと思う

「将来のために…」人生の決断を後回しにした男が大学院をやめるか迷っている話

人生を左右する決断が複数降ってきたので整理のために時系列でポエムを書きます。 オナニーしなきゃやってられないのでオナニーも含みます。注意されたし。

もしこのポエムを読む人がいたら反面教師とまでは言いませんが、参考にしてほしいです。

就活か院進か

話は大学3年の冬に遡ります。 情報系の学部には「院進する」風潮(情報科学類は80%進学)があり、また母校である群馬高専の教員も口をすっぱくして修士に行くことを勧めていました。 そのため、自身も当然のように院進するつもりでしたが、コミュニケーションの練習も兼ねて就活を始めました(ごめんなさい)。 就活の過程はどうでもいいのでカットしますが、結果としてソフトバンクから内々定を貰いました(早期に内定を出すことで知られている、レベルは高くない)。

そこで、院進するか内定を承諾するか迷うのですが、中途半端な就活の軸で就活してた僕は「就職」の難しさを知ります。 というのもソフトバンクを含む多くの企業は俗に言う部署ガチャ、「実際に入社してみるまでどの部署に配属されるか分からない」という問題があります。 もちろん入社前の面談を通した希望調査や適性によって配属が行われると思いますが100%ではありません。

そこで、僕は「部署ごとに採用」が行われている企業の方が良いなと漠然に思いはじめましたが、そういう企業の就活には到底敵わないため、内定を辞退し院進することにしました。

大学院について

そんなこんなで院進しましたが、これが失敗でした。 自分はもともと情報系でしたが、研究室の関係でリスク・レジリエンス工学学位プログラムなるところに迷い込んでしまいました。

偉い人に怒られることを恐れずに言えば、いろんな専門をごちゃまぜにした学位プログロムですので非常に面白くありません(個人の感想です)(もちろん研究室を選択した時点で分かっていましたが…)。 授業が非常に面白くないので僕の興味は別なことに向かいます、ちょうどツイートしなくなった頃ですね。

ポエムの流れ上、何をしていたかは後述します。

就職の意義

ところで私達は何のために就職するのでしょうか? 大学院を修了したら就職しなければなりません。

生活のため?資本主義のこの世界では、生活するためにお金が必要なので間違ってはいないと思います。 しかしながら、生活することが目的なら大企業やメガベンチャーを狙わずにコンビニでアルバイトでも良いはずです。 なので、生活することは就職の目的ではないと思います。

高い収入を得るため?収入を得てやりたいことがある人はいいですね。 自分は「今は特にしたいことがないし、お金の使いみちもないけど、将来の自分が不自由しないように高い収入を得たい」…そう考えて行動してきました。

IPAスペシャリスト試験に3個も合格したのもそうです。1個あれば面接でネタにできるのに3個ですよ。 高専を卒業して筑波大学編入したのもそうです。高専卒は待遇が悪いらしいです。 大学で良い成績を取り総代になったのもそうです。絶対面接で強いじゃん。 ソフトバンクに就職せずに大学院に進学したのもそうです。2年もあれば俺はもっと強くなれる。

であればこのまま「面白くない大学院」でも修了した方が良いでしょう。 しかし、この半年でだんだんと考えが変わってきました。

空白の半年

前述のように大学院がつまらないので、僕の興味は別のことに向かいます。 それは、お金を稼ぐことです。就職して高い収入を得るなんて言ってないで今稼げばいいんです。 もともと投資はしていましたが、今まで大学に割いていたリソースを全て投入したのとコロナ渦の金融緩和もあって死ぬほど儲かりました。

お金を手にしてどうなりましたか?何も変わりませんでした。 もちろんお金があることで熱海で眺めの良い露天風呂付き客室に泊まれました。 発売されたばかりのスマートフォンをすぐに購入することもできました。 しかし、幸福度は上がりません。深夜に鬱ツイートを垂れ流します。

短期的にお金の心配をする必要がなくなった僕は、幸福とは何か考えるようになりました。

幸福とは

子孫を残すとか生物学的な話を抜きにすると自己の肯定に尽きると思います(ちなみに僕は子供を作りたくありません)。 ふわっとした話ではありますが、自分が幸せだと思うならそれが全てです。

では、どうすれば自己を肯定できるのでしょうか。 一部の変態を覗いて、自己を肯定するには、必ず人との繋がりを持つ必要があります。 有り体に言えば、人との繋がりを通して「孤独感」を打ち消し、他者からの承認を通して自身の肯定できる場所に気づく必要があります。

そして、これを満たすのが友人や恋人、サークル、そして職場での人間関係ではないかと考えるようになりました。 特に労働は人生の大部分を占めます。 そうすると、まだ具体的には何も考えていませんが「自分のやりたいことが出来て、ドライすぎない職場」を探す必要がありそうです。

好きなことで、生きていく

「将来の自分が不自由しないように」と今の自分を犠牲にすることを一概に否定しません。 過去の自分がそう行動した結果、僕も今選択肢の多さに悩むことができているのですから。

ただ、僕の23年間の人生を振り返ると空虚な人生であることを記しておきます。 「将来のために」人生の決断を後回しにし続けたので僕は何者でもありません。 また、コミュニケーションもあまり得意ではないので希薄な人間関係しかありません。 自己肯定感も低い。最悪。

この空虚な人生を満たさなければいけません。 大学院をやめるかやめないかは分かりませんが、大学院に在籍していても自己の肯定には繋がりません。 先日、国際会議に論文が採択されましたが、特に何の感慨もありませんでした。研究って何?

なので、今は人との繋がりを通して自身の存在を肯定してもらいたい。その感情が強いです。 この目的を満たすために大学院をやめる必要があるなら、そのときは「将来のために修士の学位を得ること」を諦め、潔く辞めたいと思います。

ポエムを読んでくれた人へ

本当に今やりたいことはなんですか?

P.S.

経済学とか心理学とかに興味があるので大学に入り直してもいいですが、キラキラ18歳とはやっていけず終わることが確定演出です。

P.P.S

最近は就職うんぬん以前に自己肯定感がばくさげしてどうしようもないので、筋トレとスキンケアに勤しんでます。